アルギン酸ナトリウムの効能・作用・副作用

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アルギン酸ナトリウムについての基本情報

アルギン酸ナトリウムの効能・作用……効能は『胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃炎・逆流性食道炎・胃生検時の出血の止血』です。アルギン酸ナトリウムは胃や食道の粘膜に付着して、胃液・食物などの攻撃から粘膜を保護する役割を果たす胃腸薬(胃粘膜保護剤)です。自然界では褐藻・海藻などに含まれるねばねばとした多糖類として知られており、アルギン酸ナトリウムには血小板の血液凝固作用を促進する『止血効果』もあります。外用薬としてアルギン酸ナトリウムが使用される場合には、縮小血管(毛細血管)の止血剤として使用されることがあります。食品添加物として『増粘多糖類・ゲル化剤』として利用されることもあり、歯科医療の粘着剤や染料用の糊、紙のコーティング剤などにも使われています。

アルギン酸ナトリウムの商品名……アルクレイン(鶴原・テイコク・マイラン製薬),アルト外用(カイゲン),アルロイドG(カイゲン),サンメール(東亜薬品・日本化薬・サンド)

アルギン酸ナトリウムの平均的な用法・用量……1回1~3gを3~4回服用。

アルギン酸ナトリウムの副作用……下痢,便秘などが稀に起こることがある。

アルギン酸ナトリウムの重大な副作用(発症頻度は低い)……特に無し。

アルギン酸ナトリウムの注意・禁忌……『注意を要する人』は、特に無し。

『処方してはいけない禁忌』は、特に無し。

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