アカルボースの効能・作用・副作用

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アカルボースについての基本情報

アカルボースの効能・作用……効能は『糖尿病の患者の食後の血糖値管理』です。糖尿病の患者すべてに投与する薬ではなく、『運動療法・食事療法』で十分な効果がでなかったり、インスリン製剤で血糖値のコントロールが十分にできないケースで処方されます。体内でブドウ糖を産生するα‐グルコシダーゼという酵素を阻害する薬であり、血中のブドウ糖の量を減少させ小腸におけるブドウ糖の吸収を遅延させる効果があります。対症療法としての血糖値コントロールの薬ですので、糖尿病の原因そのものを解決できるわけではなく、引き続き医師や管理栄養士の指導の元で運動療法・食事療法を行っていく必要性があります。

アカルボースの商品名……アカルボース(ジェネリック医薬品・大洋薬品),グルコバイ(バイエル薬品)

アカルボースの平均的な用法・用量……1回100mgを食事の前に3回

アカルボースの副作用……腹部膨満感、放屁増加、排便回数の増加、腹痛、下痢、便秘、嘔吐、頭痛、頭重、めまい、食欲不振・亢進、発疹など。薬の飲み合わせでは、他の糖尿病治療薬との併用で低血糖を起こすリスクがありますので、医師が代わった場合には、飲んでいる薬の情報を共有することが必要です。

アカルボースの重大な副作用(発症頻度は低い)……肝炎、肝機能障害、低血糖、意識障害、腸閉塞のような消化器の症状。

アカルボースの注意・禁忌……注意を要する人は、他の糖尿病治療薬を服用している人、肝機能障害・腎機能障害・胃腸障害がある人、腸閉塞を起こしたことがある人、重症のヘルニア、ロエムヘルド症候群など。ロエムヘルド症候群とは、『胃のガス増加・貯留』が原因となって横隔膜が上に移動することで、心臓の狭心症状や各種の胃腸症状が起こってくる病態である。処方してはいけない禁忌は、重症ケトーシス、重症感染症、重症の外傷(外科手術が終わったばかりの患者)、妊婦など。ケトーシスとは、糖質・脂質の代謝障害が原因で体内のケトン体が異常に増量して臨床的症状を示すもので『ケトン症(ケトン尿症・ケトン血症・ケトン乳症)』とも呼ばれる。

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