アセチルフェネトライドの効能・作用・副作用

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アセチルフェネトライドについての基本情報

アセチルフェネトライドの効能・作用……効能は『てんかんのけいれん発作(強直間代発作,焦点発作)・自律神経発作・精神運動発作』です。アセチルフェネトライドは中枢神経系(脳)の過剰な神経興奮を抑制する『抗てんかん薬』で、特にけいれん発作の鎮静に対して用いられます。抗不安薬(マイナートランキライザー)や睡眠薬と一緒に併用されることも多い薬ですが、『眠気・集中力と思考力の低下・ふらつき』などの精神運動抑制の副作用があるので、車の運転や危険な機械の操作などを行わないようにしてください。

アセチルフェネトライドの商品名……クランポール(大日本住友)

アセチルフェネトライドの平均的な用法・用量……0.3~1.2gを3回食後。大人と小児では分量が異なってきますが、医師の指示・説明に従って途中で断薬せずに服用するのが基本となります。自己判断での服用中止によって十分な効果が発揮できなかったり、離脱症状の副作用が出ることがあります。

アセチルフェネトライドの副作用……過敏症(発疹),腎機能障害,肝機能障害,睡眠障害,構音障害(言語障害),意識もうろう,不安感,焦燥感,頭痛,神経過敏,睡眠障害,眠気・ふらつき,吐き気,食欲不振,下痢,胃部不快感など。連用による“くる病”,骨や歯の脆弱化,骨軟化症など。

アセチルフェネトライドの重大な副作用(発症頻度は低い)……再生不良性貧血。

アセチルフェネトライドの注意・禁忌……注意を要する人は薬物過敏症,妊婦など。処方してはいけない禁忌は、本剤またはフェニル尿素系化合物で過敏症を起こした既往がある人。

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