イソプロピルウノプロストンの効能・作用・副作用

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イソプロピルウノプロストンについての基本情報

イソプロピルウノプロストンの効能・作用……効能は『緑内障・高眼圧症』です。緑内障というのは『眼圧上昇・視神経の変化(視神経の脆弱性)』によって、特徴的な視野異常(視野欠損)が発症する進行性の眼科疾患です。緑内障は適切な治療をせずに放置しておくと、視野欠損(視野狭窄)が進行して失明のリスクもあるため、早期発見・早期治療が大切な病気です。中高年世代の方は、定期的な眼科検診を受けることで、緑内障をはじめとする各種の眼科疾患を早期発見しやすくなります。

緑内障の標準治療は、薬物療法によって『眼圧の低下』を促進することですので、イソプロピルウノプロストンは『房水(ぼうすい)』の流出を行うことで眼圧を低下させていきます。房水というのは眼圧を保つためにある眼球の中の水分であり、『角膜と水晶体の間』をいつも流れています。イソプロピルウノプロストンは循環器系への負担もなく、視力の高低にも影響を与えないので、比較的副作用が少なく安全なお薬となっています。

イソプロピルウノプロストンの商品名……レスキュラ点眼(アールテック・ウエノ)

平均的な用法・用量……1回1滴を複数回に分けて点眼。

副作用……一過性の眼の刺激感、角膜炎、角膜点状混濁、角膜びらん、霧視、結膜充血、目やに、眼瞼炎、痛み・かゆみ、頭痛・頭重など。

重大な副作用(発症頻度は低い)……特に無し。霞がかかったようにモノがかすんで見える『霧視』や持続的な『異物感・眼の痛み』がある時には、角膜が傷ついている可能性があるので、医師にその副作用の症状をきちんと伝えるようにしましょう。

注意・禁忌……『注意を要する人』は、妊婦。

『処方してはいけない禁忌』は、特に無し。

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