アンレキサノクスの効能・作用・副作用

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アンレキサノクスについての基本情報

アンレキサノクスの効能・作用……効能は『気管支喘息,アレルギー性鼻炎,アレルギー性結膜炎,花粉症,カタル』です。アンレキサノクスは『化学伝達物質遊離抑制薬』に分類される抗アレルギー薬であり、炎症を引きこすアレルギー症状の原因物質であるヒスタミンやロイコトリエンの働きを抑制します。ステロイド剤のような即効性や有効性までは期待できませんが、長期使用による副作用が少なく、慢性化した軽度の気管支喘息やアレルギー性鼻炎の対症療法薬として利用されます。花粉症・アレルギー性鼻炎では小さな刺激でくしゃみや鼻水が出やすくなりますが、そういったアレルギー性疾患の不快な慢性症状にマイルドな改善効果を及ぼします。通常、鼻腔内にシュッシュッと噴霧する『点鼻薬』の剤型で用いられますが、点鼻薬のノズル部分が鼻に直接つかないようにすると衛生的に用いることができます。

アンレキサノクスの商品名……エリックス点眼(武田薬品・千寿),ソルファ・ソルファ点鼻(武田薬品)

平均的な用法・用量……点鼻薬は1日3~6回ほど噴霧、1回の分量は1回押す噴霧で多すぎないようにする。内服薬は1回25~50mgで3回。点眼薬(目薬)は1回1~2滴で、3~4回点滴。花粉症の人は、スギ花粉などが舞う花粉症シーズンに入る前から使用したほうが効果があります。

副作用……点鼻薬は、刺激感、鼻出血、乾燥感、吐き気、頭痛など。内服薬は、過敏症(発疹)、胃痛、腹痛、下痢、頭痛、眠気、吐き気など。点眼薬では、結膜充血、かゆみ、かぶれ、刺激感、目瞼炎など。

重大な副作用(発症頻度は低い)……特になし。

注意・禁忌……『注意を要する人』は、妊婦。

『処方してはいけない禁忌』は、本剤で過敏症を起こしたことがある人。

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