悪婦破家(あくふはか)

スポンサーリンク

悪婦破家
(あくふはか)

[意味]

夫・家族を大切にしない悪妻は、家を破壊して家族をバラバラにしてしまうという意味。悪妻と結婚することによって、夫の人生が台無しになってしまうという意味にも用いられる。『悪妻、家を破る』というように書き下して表現することもある。

家庭の崩壊・不和の責任を、『妻(母)である女性』だけに押し付けるという男尊女卑的な響きもある言葉だが、暗黙裡に『夫・家族のために全身全霊で尽くす女性の理想像』が投影されている。

[類義語]

悪妻は100年(60年)の不作

[用例]

家事も育児もせず浮気を繰り返していたその女性は、悪婦破家の典型であり、夫は日に日に元気を失っていった。『悪婦、家を破る』の例に漏れず、その家は最終的には一家離散の憂き目に遭った。

スポンサーリンク

参考文献(下部のAmazonアソシエイトからご購入頂けます)
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)

Copyright(C) 2014- Es Discovery All Rights Reserved