雲蒸竜変(うんじょうりゅうへん)

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雲蒸竜変
(うんじょうりゅうへん)

[意味]

雲が群がって湧き、幻想の動物である竜が変幻自在に活躍するということ。

そこから転じて、英雄・豪傑が時機を得て起ち上がり活躍したり偉業を成し遂げたりすること。

『雲蒸竜変(うんじょうりゅうへん)』は、『うんじょうりょうへん』と読んでも良い。

[出典]

『史記』の彭越伝・賛

[類義語]

雲蒸竜騰(うんじょうりゅうとう), 風雲に乗ず(ふううんにじょうず)

[用例]

中国の漢王朝を建設した劉邦は、田舎のならず者の親分から『雲蒸竜変』して、無敵の強さを誇っていた楚の項羽を遂には打ち倒してしまった。

現代の資本主義のビジネス社会において『雲蒸竜変』して活躍することは簡単ではないが、現代には現代の『偉人・英傑としての条件』というものがあるのだ。

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参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)

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