猿猴取月(えんこうしゅげつ)

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猿猴取月
(えんこうしゅげつ)

[意味]

仏教の故事に由来する四字熟語である。一群の猿が木の下にある井戸の水面に映った月を取ろうとして、木の枝から手と尾をつないで下の方にまでぶら下がっていた。すると、捕まっていた木の枝が折れて、猿たちはみんな井戸の底で溺れ死んでしまった。

そこから転じて、実現不可能な馬鹿げたことをして、自ら身を滅ぼしてしまう(自滅してしまう)ことの喩えである。

『猿猴(えんこう)月を取る』とも読む。『猿猴』とは猿のことである。『猿猴月を捉う(えんこうつきをとらう)』という言い方もある。

[出典]



[類義語]

掉棒打星(とうぼうだせい)

[用例]

なけなしの退職金をすべてハイリスクの株式投資に注ぎ込むというのは、『猿猴取月』というべき自滅行為であり、きっと大きな損失を出して後悔することになるだろう。

恐怖政治で民衆を虐待する独裁政権を転覆させるためのクーデター計画が練られていたが、多くの人はこの反乱を『猿猴取月』につながる無謀な行為と思って弱気になっていた。

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参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)

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