横目之民
(おうもくのたみ)
[意味]
天下の人民のことである。
「横目」とは横に並んでいる目の意味で、人間の目のことである。転じて、人間・人民そのものを指すようになった。
[出典]
『荘子』 天地
[類義語]
[用例]
夏の桀王、殷の紂王など、「横目之民」の信任を完全に失った暴君は、往々にして悲劇的な最期を遂げるものである。
「横目之民」の生活と心を豊かにして不安を減らすことが、政治の最大の使命であり役割なのではないかと思う。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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