一病息災(いちびょうそくさい)

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一病息災
(いちびょうそくさい)

[意味]

病気が全くなくて健康な人よりも、一つぐらい持病があるほうが、自分の健康(養生)に気を配るので、かえって長生きするということ。

『息災』は仏教語が起源で、仏の功徳によって災難を消滅させるという意味がある。一般的には、病気をせずに健康であること、身体に障害・故障のないことを指して息災という。

[類義語]

無病息災(むびょうそくさい)、無事息災(ぶじそくさい)

[用例]

胃カメラで胃潰瘍が見つかってから、食事を節制するようになり、正に一病息災だった。去年に大病してから一病息災のありがたみを知るようになったが、それ以前は暴飲暴食の毎日で運動もしていなかった。過労が積み重なって倒れてしまったことは、自分の働き方を見直す一病息災の良いきっかけになった。

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参考文献(下部のAmazonアソシエイトからご購入頂けます)
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)

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