雲泥之差・雲泥の差
(うんでいのさ)
[意味]
天上の雲と地上の泥との大きな隔たり。
実力や魅力のレベルが、非常に遠くかけ離れているものを比較していう。極めて異なっていて、大きな差があるということ。
[出典]
『後漢書』の逸民伝
[類義語]
月と鼈(つきとすっぽん), 天地の差(てんちのさ), 雲泥万里(うんでいばんり), 雲泥異路(うんでいいろ), 天淵之差(てんえんのさ), 霄壌之差(しょうじょうのさ)
[用例]
華やかで清楚な彼女と私を比べると、その魅力はあまりに違いすぎていて『雲泥の差』だと言わざるを得ない。
次期社長も確実と見られている出世頭の同期の彼とは『雲泥の差』が開いてしまったが、私は彼と築いてきた長年の友情はいつまでも変わらないと信じている。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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