王之爪牙（おうのそうが）

王之爪牙
（おうのそうが）

［意味］

国王（君主）の護衛を務める兵士・勇士のことである。

『爪牙（そうが）』とは虎やライオンなどの武器となる爪や牙のことであり、そこから転じて護衛の持つ武器、あるいは国王を守る近衛兵（武装兵）そのものを意味するようになっていった。

[出典］

『詩経』　小雅・祈父（しょうが・きほ）

[類義語]

爪牙の士（そうがのし）、　爪牙の将（そうがのしょう）、　爪牙の臣（そうがのしん）

［対義語］



［用例］

私の現在の役職は近衛騎士団団長であり、『王之爪牙』としてこの身が滅ぼされるまで敵と戦い続ける覚悟がある。

先祖代々『王之爪牙』として国王を守り抜いてきた我が一族は、今では国家の大臣として重要な地位を多く占めるまでになっている。

• 四字熟語・故事成語：１
• 四字熟語・故事成語：２
• 横行闊歩（おうこうかっぽ）
• 往古来今（おうこらいこん）
• 黄金時代（おうごんじだい）
• 円転滑脱（えんてんかつだつ）
• 鉛刀一割（えんとういっかつ）
• 円満具足（えんまんぐそく）
• 横行闊歩（おうこうかっぽ）
• 黄金比率（おうごんひりつ）
• 王政復古（おうせいふっこ）
• 傍目八目・岡目八目（おかめはちもく）
• 温厚篤実（おんこうとくじつ）
• 厭離穢土（おんりえど）
• 王道楽土（おうどうらくど）
• 王之爪牙（おうのそうが）

参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』（三省堂），『大修館 四字熟語辞典』（大修館），竹田晃『四字熟語・成句辞典』（講談社学術文庫）

トップページ>　　　Encyclopedia>


日本の古典文学>　　　四字熟語：１>　　　四字熟語：２>現在位置


プライバシーポリシー