応病与薬(おうびょうよやく)

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応病与薬
(おうびょうよやく)

[意味]

患者の病気の種類やその病状の重症度に応じて、適切な薬を与えること。

そこから転じて、人の性格や状況に応じて、その人に適切な忠告・助言を与えること。

『病に応じて薬を与う(あたう)』と読むことができる。

[出典]



[類義語]

応機接物(おうきせつもつ)、 因機説法(いんきせっぽう)、 善巧方便(ぜんぎょうほうべん)、 対機説法(たいきせっぽう)、 対症下薬(たいしょうかやく)、 病に因りて薬を下す(やまいによりてくすりをくだす)

[対義語]



[用例]

自然の生薬や薬膳によって崩れた身体のバランスを取り戻す漢方医学の基本は、正に『応病与薬』ということなのである。

チームを率いるリーダーとして、メンバーが調子を崩して落ち込んでいる時には『応病与薬』のアドバイスをして支えていきたいと思っている。

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参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)

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