開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)

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開いた口へ牡丹餅
(あいたくちへぼたもち)

[意味]

開けている口の中へ、美味しいぼたもち(牡丹餅)が勝手に入ってくるという運の良さ。

何も努力や苦労をしなくても、思いがけない幸運・成功が向こうから舞い込んでくるということの喩え。

[類義のことわざ]

鴨が葱を背負ってくる(かもがねぎをしょってくる), 棚から牡丹餅(たなからぼたもち), 寝耳へ小判, 浅みに鯉

[用例]

借金の返済に困っているところに、開いた口へ牡丹餅という感じで、親戚からの遺産相続の話が転がり込んできた。

宝くじが二回も続けて当たるというのは正に開いた口へ牡丹餅で、こんな美味い話はそうそう続くものではないだろう。

[類似の英語のことわざ]

He thinks that roasted larks will fall into his mouth.

(彼は口の中に焼けたひばりの肉が落ちてくると思っている。)

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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