揚げ足をとる
（あげあしをとる）
［意味］
相手が蹴ろうとして上げた足（柔道・相撲などで技を掛けようとして上げた足）を取って倒すこと。
そこから転じて、人の言い間違え（失言）や言葉尻、失敗をつかまえて、皮肉を言ったりやり込めたりすること。
［類似のことわざ］
［用例］
どうでもいい言葉の言い間違えを批判するばかりの『揚げ足をとる』議論は、問題の本質から逸れていくだけである。
皮肉・嫌味を言って人の『揚げ足をとって』ばかりいないで、自分がやるべき課題に集中しなければならない。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』（岩波書店），『新明解故事ことわざ辞典』（三省堂），日向一雅『ことわざ新辞典』（高橋書店）
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