暑さ寒さも彼岸まで(あつささむさもひがんまで)

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暑さ寒さも彼岸まで
(あつささむさもひがんまで)

[意味]

残暑も秋の彼岸(ひがん)の頃には衰えて、冬の寒さも春の彼岸の頃には薄らいでくるということ。春・秋の彼岸の季節になれば、寒さ・暑さが和らいでそこからは過ごしやすくなるということ。

『彼岸(ひがん)』は雑節の一つで、『春分の日・秋分の日』を中日として、その前後の各3日を合わせた各7日間(1年で春・秋の計14日間)のことである。

[類似のことわざ]

暑い寒いも彼岸ぎり

[英語のことわざ]

Neither heat nor cold abides always in the sky.
(暑さ・寒さもいつまでも空にあるわけではない。)

[用例]

『暑さ寒さも彼岸まで』を示すかのように、残暑を和らげる秋めいた風が吹いてきた。

4月に入ろうかというのにまだ底冷えする日が続く、『暑さ寒さも彼岸まで』というがそれをまったく実感できない今年の気候である。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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