油に水(あぶらにみず)

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油に水
(あぶらにみず)

[意味]

油に水を入れると分離してしまうことから、性質が異質であるためにしっくりとなじまないこと、お互いに受け容れられないということ。

異質な二人が融和したり協調したりすることができないということの喩え。

[類義のことわざ]

油に水のまじる如し(あぶらにみずのまじるごとし)、 水と油(みずとあぶら)

[英語のことわざ]



[用例]

統制主義的な田中と自由主義的な小栗の二人は『油に水』でまったく意見が噛み合わない。

『油に水』といった感じの二人の人間関係の悪さから、クラスの空気がいつも重たくなってしまう。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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