怒りは敵と思え(いかりはてきとおもえ)

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怒りは敵と思え
(いかりはてきとおもえ)

[意味]

怒りの激しい感情は、我が身を滅ぼす敵だと思って抑えたほうが良いということ。怒りの感情をあらわにしてぶつけても、トラブルを招いたり損をするばかりだから抑えなければならないということ。

江戸幕府を開いた徳川家康(とくがわいえやす)の遺訓の一つとされている。

[類義のことわざ]

短気は損気(たんきはそんき)

[対義のことわざ]

笑う門には福来る(わらうかどにはふくきたる)

[英語のことわざ]



[用例]

神君・徳川家康公が『怒りは敵と思え』という遺訓を残したのは、かっと頭に来て怒ると、大きな問題(戦)における判断を誤ってしまいやすいからである。

『怒りは敵と思え』とはいうけれど、どうしても我慢できない相手の無礼極まる態度を見てしまうと、思わず怒声を飛ばしたくなってしまう。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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