色の白いは七難隠す(いろのしろいはしちなんかくす)

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色の白いは七難隠す
(いろのしろいはしちなんかくす)

[意味]

女性は肌の色が白ければ、他に多少の欠点があっても美しく見えるものだということ。

女性は肌が色白のほうが、美しく見えて得をしやすいということ。

女性の外見的魅力や男性から性的に好まれる女性像だけにフォーカスしたことわざなので、男女平等社会の現代から見ると女性差別的だと感じる人もいるかもしれない。

古代の平安時代くらいから日本人の伝統的な女性の美しさの象徴や分かりやすい女性らしさとして、『色白(肌の白さ・滑らかな肌理の細かさ)・長い黒髪』というものがあった。

[類義のことわざ]

髪の長いは七難隠す(かみのながいはしちなんかくす),  米の飯と女は白いほど良い(こめのめしとおんなはしろいほどよい)

[用例]

僕の嫁は若い頃から色白な美肌なので、『色の白いは七難隠す』で実際の性格よりも大人しくて女性らしい性格の女性に見られやすい。

私の容姿そのものは人目を引く特別な美人ではないが、透き通るような白い肌をしていたので『色の白いは七難隠す』で男性から言い寄られることが多かった。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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