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海外ドラマ「THE HEAD 第1話」の感想

映画

夏期隊長ヨハンらが駆けつけた時には、「ポラリス6」に残った10名の越冬隊隊員のうち7名が死亡し2名が行方不明となる異常な事態に陥っています。女性医師のマギー・ミッチェル(キャサリン・オドネリー)が唯一の生存者として見つかりますが、マギーは怯えきっていて精神も錯乱に近いような状態になっています。

マギーはアキと恋人に近い親密な関係になりかけていましたが、南極探検隊の隊員たちの「複雑な人間関係・男女関係(恋愛関係)」も今後のストーリー展開・犯人探しのキーになってくるのかもしれません。

夏期隊長ヨハン・ベルク(アレクサンドル・ウィローム)は遺伝学者アニカ・ルンクトヴィスト(ローラ・バッハ)と夫婦関係にあり、基地内で死亡していた冬期隊長エリック・オスターランド(リチャード・サメル)は看護師のエバ・ウルマン(サンドラ・アンドレイス)に恋愛感情を寄せて少し避けられ始めていました。

アキが指導を受けいている世界的な生物学の権威であるアーサー・ワイルド(ジョン・リンチ)も、上から目線の発言が目立つやや傲慢な性格で対人トラブルを起こしやすい雰囲気を持っています。

6ヶ月の間、長い暗闇に閉ざされていた密室的環境のポラリス6でいったい何が起こったのか、その謎を解明していくためのアウトラインと伏線が第1話で示されていました。

「人間の業を抉り出す心理合戦」という恐ろしいサイコサスペンスのコピーも掲げられていますが、「血も凍るこの世でもっとも冷たい真実」がどのような形で暴かれていくのでしょうか。きっと今までの思い込みや予断が、一気にひっくり返される「意外性のある驚きの展開・結末」が待ち受けているはずです。

第2話以降の謎と秘密の解明の始まりに期待させられる「THE HEAD」ですが、越冬隊員の中で残っている(可能性がある)のは「行方不明者2名・生存者1名」ですから、この中に真犯人がいるのかなど色々と想像力を刺激させられます。

基本的に未知の生物・ウイルス・怪物などが出てくる感じではなく、「人間の業による犯罪」を匂わせているので、越冬隊員の中に犯人がいると推測されますが、第1話の段階ではまだ先の展開は読みにくいですね。「物語の謎・秘密がどう解明されていくのか予測不能」だからこそ、次回への期待が高まってつい見てしまうという「ヒットするミステリー系海外ドラマのパターン」にもはまっている作品になっていると感じました。

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