「恋愛・女性は必要ない」という草食系男子の特徴・心理10個:なぜ若者の恋愛離れが進むのか?

スポンサーリンク

人の特徴のコンテンツ一覧(別ページ)


草食系男子の増加は恋愛・経済の格差感と関係している


「恋愛・女性は必要ない」という草食系男子も、恋愛・結婚のハードルを下げれば恋愛を望むことも多い

「恋愛は必要ない」という草食系男子の特徴・心理

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理1:女性に拒絶されて傷つくことを恐れている

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理2:思い通りにならない他人の心・選択に振り回されたくない

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理3:努力・投資に効果が乏しいケースも多い恋愛はコスパが悪い

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理4:今まで女性にモテたことがなかったりひどい振られ方をしたりして女性に対する苦手意識・敵意が強い

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理5:リスクのない趣味・教養の世界で自己完結したい

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理6:恋愛をしたとしても恋人を楽しませるだけの収入・安定がない

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理7:恋愛・結婚によって時間・行動・お金の自由を奪われて束縛されたくない

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理8:結婚・子供といったものに憧れがなく女性が望んでいる場合に期待に応えられそうにない

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理9:女性とのコミュニケーション能力が低くて嫌われやすい

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理10:実は色々な女性と遊びたいという女好きなタイプ


スポンサーリンク

草食系男子の増加は恋愛・経済の格差感と関係している

「未婚化・少子高齢化の進展」と合わせて、若年層の男性に女性に消極的だったり恋愛にあまり興味がなかったりする「草食系男子」が増えているという報道が増えています。実際には、草食系男子と呼ばれている恋愛・女性に消極的とされる10~30代の男性も、女性にまったく欲求や興味がないわけではなくて「芸能人・アイドル」や「アニメ・漫画・ゲーム(いわゆる二次元)の美少女」などに代理的な擬似恋愛・性の欲求を向けていたりします。

2000年代頃から、草食系男子が急増したというニュアンスの報道が多いのですが、1990年代以前には「草食系男子」という概念自体は存在しなかったものの、その時代にも「恋愛・男女関係に消極的な若い男性(女性との縁があまりない男性)」は少なからずいたわけで、全体に対する草食系の比率は今も昔も大差ないという意見もあります。現代において、草食系男子がクローズアップされている理由は、未婚化・少子化が進展していることもありますが、「早婚・お見合い結婚の減少」によって若年層の恋愛格差が目立ちやすくなったことも影響しています。

特に、現代の10~20代前半の若年層では、ビジュアルとコミュニケーション能力による恋愛格差が大きくなってきていて、「イケメン・美人・可愛い子などのモテる人」に需要が集中しすぎていることが、逆に若者の恋愛離れを助長している側面があります。婚活市場になると職業・収入・誠実さ(性格)などの要素の比重が増してきますが、本当に若い世代の自由恋愛市場では「ただしイケメンに限る・どうせ美人(可愛い子)ばかりモテる」がある程度実際の恋愛の相手選びにも反映されやすくなっていて、「自分の魅力とバランスする分相応な恋愛」で満足できない人が恋愛市場から脱落しやすいのです。

「芸能人・アイドル」や「アニメ・漫画・ゲームの二次元の美少女」などに代理的な擬似恋愛・性の欲求を向けている草食系男子も、自分の魅力以上の「イケメン・美人・可愛い子」に恋愛感情を覚えることが多いと推測されますが、現実の男女の恋愛ではそういった人は競争率が高かったり他の魅力的な男性を選んだりしがちなので、恋愛相手の選択基準を大きく変えない限りは「若者の恋愛離れ」という現象に直結しやすくなります。初めから自分の好みのタイプの異性と付き合うのは無理(至難)だと思って諦めてしまった層、ある意味、恋愛で高望みをしがちな層は、恋愛離れを助長する行動を取りやすいと言えるでしょう。

結婚を意識しやすくなる20代半ば以上の恋愛関係については、「恋愛・モテの格差感」と合わせて「経済・仕事(雇用形態)の格差感」も、「草食系男子の増加」に大きな影響を及ぼしています。結婚をするためにも「最低限の年収+安定した仕事と収入の継続」が必要だと考える人が男女共に多いため、「非正規雇用の男性・極端に年収が低い男性・労働意欲があまり高くない男性」は恋愛市場からも婚活市場からも自発的に離脱していきやすくなります。この年代の恋愛になると、若い頃にある程度モテていた人でも、仕事や収入、将来性の面で大きなデメリットを抱えていると、草食系男子とほぼ変わらない行動パターン(女性に対して背負えない責任・義務を回避する)に陥りやすいのです。

恋愛(モテ)の格差感や高望みの異性の好みが、「自分が好きな人からはどうせ好かれないという諦めムード」や「無謀にアプローチしても拒絶されたり笑われたりして傷つくだけという臆病さ」を強めて、草食系男子を増やしているのです。経済(仕事・収入)の格差感や将来の悲観も、一時的に好きな人と付き合えたとしても、結婚や出産育児も含めて将来のことを考えると責任を負いきれないという草食系男子を増やす一因になっています。

スポンサーリンク

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理1:女性に拒絶されて傷つくことを恐れている

恋愛は不要という草食系男子の特徴・心理として、「女性に拒絶されて傷つくことを恐れている」ということが上げられます。男女関係というのは親密になればなるほど「イエス」と「ノー」がはっきり分かれるようになり、恋愛や性的関係にまで踏み込もうとすれば、女性からよほど好意を持たれていない限りは「拒絶される可能性」が常にあります。

草食系男子は好きになった女性がいても、自分が好かれる自信があまりないので、女性に近づいたり告白したりして「拒絶されて傷つけられるリスク」を恐れているのです。ある意味、草食系男子は繊細な感受性を持っている打たれ弱いパーソナリティーの持ち主であることが多く、好きなタイプの女性から「あなたを恋人としては見れない・あなたの恋愛感情や性的欲求は受け入れられない」という拒否(ノー)の返事をもらうことを恐れているのです。

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理2:思い通りにならない他人の心・選択に振り回されたくない

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理として、「思い通りにならない他人の心・選択に振り回されたくない」ということがやはりあります。豊かで便利になった現代社会でも、なかなか思い通りにならないのが「女性」であり「他者」なのです。いくら自分が気に入っても相手が自分を気に入ってくれるか分からないのが恋愛であり、ある程度気に入ってくれても、自分以上に好きな男性がいればそっちに取られてしまうのが恋愛(一夫一婦制)のシビアさでもあります。

そんな思い通りにならない女性(他者)の心や選択によって、自分の気持ちをかき乱されたくない(思い通りにならない恋愛で苦しみたくない)というのが、草食系男子のネガティブな心理なのです。逆に、自分が好きな女性が本当にスムーズに恋人になってくれるのであれば、草食系男子と見られている人でも恋愛をしたいという人は少なからずいるでしょう。

楽天AD

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理3:努力・投資に効果が乏しいケースも多い恋愛はコスパが悪い

恋愛は必要ないという草食系男子に多い心理・考え方として、「努力・投資に効果が乏しいケースも多い恋愛はコスパが悪い」ということがあります。恋愛というのは、努力したからといって必ずしも好きな相手に振り向いてもらえるわけではなく、付き合った後に多額のお金をデートに使ったとしても振られる時は振られるものです。

「恋愛や女性は必要ない」という草食系男子は、そういった恋愛の不確実性・リスクを嫌う気持ちが強いのです。努力をしても報われない恐れがある恋愛・女性よりは、努力をすれば確実にリターンを得やすい仕事・趣味・学業に集中したいと考える傾向があります。

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理4:今まで女性にモテたことがなかったりひどい振られ方をしたりして女性に対する苦手意識・敵意が強い

「今まで女性にモテたことがなかったりひどい振られ方をしたりして女性に対する苦手意識・敵意が強い」というのが、恋愛は必要ないという草食系男子に多い心理になっています。女性や恋愛に対して強い抵抗感・拒絶感を持っている草食系男子は、過去の恋愛・女性との関係でトラウマ(心的外傷)を負っていることが多いのです。

今までまったく女性にモテたことがない人が、大人になって社会経済的に成功してから女性にモテだしても、ある種の「女性に対する敵意・不信感」が残る可能性があります。お金や地位に女性が寄ってきても、自分自身にはたいして魅力がないのではないかという劣等コンプレックスが根底にあるからです。過去の恋愛で二股をかけられたり、別の男性に彼女を取られたりしたような男性も、トラウマによって草食系男子になりやすいのです。

スポンサーリンク

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理5:リスクのない趣味・教養の世界で自己完結したい

「リスクのない趣味・教養の世界で自己完結したい」というのが、恋愛が必要ないという草食系男子の心理になっています。草食系男子は、成功するか失敗するか分からない恋愛のリスクを過度に恐れている傾向があり、また恋愛のためにかなりの努力をしたりお金を使ったりした後に別れて何も残らなかったら意味が無いという考え方をしやすいのです。

その結果、リスクのない「自分一人でもできる趣味・教養の世界」に閉じこもりがちになります。ノーリスクの趣味や教養の世界で、自分のやりたいことをコツコツと積み重ねるような人生を送り、「誰にも煩わされない自己完結」を求める傾向が強いのです。

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理6:恋愛をしたとしても恋人を楽しませるだけの収入・安定がない

「恋愛をしたとしても恋人を楽しませるだけの収入・安定がない」ということが、草食系男子が恋愛は必要ないと思う心理になっています。異性と仲良くなって恋愛の入口までは何とか辿り着けるけれど、社会や仕事に上手く適応できずに安定した収入が得られないことで、「付き合っても仕方ない(相手のためにすべてを犠牲にしてまで働き続けて稼ぐつもりはない)」と考える草食系男子が多いのです。

非正規雇用で仕事自体が不安定だったり、時給の賃金で昇給・賞与が期待できなかったりすることで、今、恋愛したとしても将来の希望がないと推測することで、恋愛にネガティブになりやすいのです。また、結婚後に人並みの生活をさせて上げたいとか、子供を欲しがっている彼女に子供を産ませて上げられないなどの問題から、恋愛をして相手の人生に深く関与することを恐れる心理が生まれてきます。

スポンサーリンク

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理7:恋愛・結婚によって時間・行動・お金の自由を奪われて束縛されたくない

草食系男子に多い特徴・心理として、「恋愛・結婚によって時間・行動・お金の自由を奪われて束縛されたくない」ということが指摘できます。女性と恋愛をすれば、多かれ少なかれ一人で過ごしている時よりも「時間・お金の余裕」や「行動の自由」は制限されやすくなります。お互いに無干渉なカップルであれば、相手の時間の使い方や行動の自由にあれこれ口出ししないこともありますが、大抵は「定期的なデートの時間・費用」がかかり、「他の異性との交流の自由」も制限されるでしょう。

恋愛から先の結婚にまで進めば、安定した夫婦関係や子育ての充実感などに価値を感じられないと、「時間・行動・お金の自由」が大幅に奪われて完全に束縛されてしまうという不安のほうが強くなってしまいます。中年期以上になると、結婚しないと孤独になるという不安に負けて結婚を選択する草食系男子も増えてきますが、まだ若い内は恋愛・結婚による「時間・お金・行動の制限」をネガティブに捉えやすいのです。

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理8:結婚・子供といったものに憧れがなく女性が望んでいる場合に期待に応えられそうにない

草食系男子に多く見られる心理として、「結婚・子供といったものに憧れがなく女性が望んでいる場合に期待に応えられそうにない」ということがあります。男女関係では「楽しくて刺激的な恋愛関係」だけを楽しむということは難しく、恋愛の付き合いが長くなればなるほど、女性側は「将来の結婚・安定した生活・出産育児」などをイメージして希望しやすくなります。

自分の仕事状況が安定していなかったり収入が少なかったりして(収入を増やすための無理な努力まではしたくないと思って)、そういった女性の将来の希望に応えられそうにないという予測が強い時、恋愛そのものを諦めてしまうことがあります。特に「女性から責められること・結婚や子供の責任を取らされること」を必要以上に意識して恐れる人は、草食系男子になりやすいでしょう。

楽天AD

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理9:女性とのコミュニケーション能力が低くて嫌われやすい

「女性とのコミュニケーション能力が低くて嫌われやすい」というのが、草食系男子の性格的特徴の一つです。男子校出身者をはじめとして、女性と交流したり会話したりした経験が少ないため、「女性が言われると嫌なこと」や「悪ふざけでもしてはいけないこと」などを区別できずに、良かれと思ってしたことや言ったことで女性から嫌われたり避けられたりする恐れがあります。

女性とのコミュニケーション能力が低いと、女性と一緒にいても会話が盛り上がらなかったり避けられたりしてしまうので、「女性嫌い」になりやすくなるのです。女性に対する苦手意識が強まってしまうと、必然的に女性や恋愛は要らないという草食系男子になりやすくなります。

恋愛は必要ないという草食系男子の特徴・心理10:実は色々な女性と遊びたいという女好きなタイプ

「実は色々な女性と遊びたいという女好きなタイプ」というのが、草食系男子の意外な特徴になっています。一人の相手と約束して恋愛(交際)を始めると、他の異性と気楽におしゃべりしたり出かけたりすることが難しくなるからです。また、「恋人を裏切ったという風評+浮気・不倫の常習犯という評価」が確立してしまうと、他の女性もひどい男だと嫌って寄り付かなくなるので本人も困るのです。

草食系男子の雰囲気はあっても、それなりにルックスが良かったりトークが上手かったりして、いつも周囲に誰か女の子がいるような男性は、「隠れた女好きのキャラクター」の可能性もあります。手を出して性的関係まで持たないにしても、周囲にいつも好みの女性を複数近づけて、あれこれおしゃべりしたり一緒に食事をしたりして楽しい時間を過ごすことが好きなのです。

スポンサーリンク
楽天AD

「恋愛・女性は必要ない」という草食系男子も、恋愛・結婚のハードルを下げれば恋愛を望むことも多い

「恋愛・女性は必要ない」と訴えるような草食系男子が好きになった女性はどうすれば良いのかという質問に対しては、「できるだけ草食系男子がプレッシャーを感じないアピールをすれば良い」ということになります。草食系男子の中には確かに「彼女なんていらない」や「恋愛などコスパの悪いことをするつもりはない」といった主張をしている人もいますが、それを「完全な本音の気持ち」として受け取るのは早計でしょう。

実際には、恋愛離れしているように見える草食系男子でも、「自分の好みの女性であれば付き合いたい」や「女性から拒絶されて傷つけられる可能性がないのであれば恋愛をしたい」という男性も多いのです。実際にはそんな都合の良い恋愛やノーリスクの男女関係の始まりは少ないので、結果として「女性に関わらない人生・恋愛離れや未婚化の状況」になりやすいのですが、女性のほうから付き合ってほしいというニュアンスのアプローチをすれば上手くいく可能性は格段に高くなります。

草食系男子は「恋愛(モテ)の格差」や「経済(雇用・収入)の格差」で一方的な劣等コンプレックスをこじらせていることも多いので、「付き合ったとしても男性だけに大きな負担をかけないということ」を間接的に伝えるだけでも、プレッシャーを和らげて恋愛するまでのハードルを下げることができるでしょう。草食系男子との恋愛・結婚では、「二人で力を合わせて頑張っていく姿勢(女性もできるだけ経済面・精神面でサポートしていく気持ち)」を伝えることで、恋愛関係や結婚に進展していきやすくなるのです。

仕事(雇用形態)や収入・資産の経済力の面では問題がない草食系男子の場合、自分が女性にモテないという「恋愛格差の劣等コンプレックス」をこじらせていることがあるので、「相手の男性としての魅力+一緒に過ごしている時間の楽しさ」を承認するような言葉・態度によって恋愛関係へのハードルを下げることができます。

スポンサーリンク
関連するコンテンツ
Copyright(C) 2018- Es Discovery All Rights Reserved