愛及屋烏
(あいきゅうおくう)
[意味]
その人への愛情・好意が余りに強すぎるために、その人の屋根に止まっている烏のことまで好きになってしまう。愛している相手に関連するあらゆることまで無条件に好きになってしまう。漢文の書き下し文では『愛は屋烏に及ぶ』と読み、『屋烏の愛』という表現が使われることもある。
[出典]
『説苑(ぜいえん)』の貴徳の章。『其の人を愛する者は、屋上の烏をも兼ねる。』
[文例]
田中さんの彼女(彼氏)に対する徹底した惚れよう、尽くしようは、愛及屋烏といっても過言ではないだろう。
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『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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