合縁奇縁
(あいえんきえん)
[意味]
人と人との結びつき(気が合うか合わないかの相性・誰と出会うか出会わないかの偶然)というものは、不思議な巡り合わせの因縁に基づいているということ。男女・夫婦・友人との『結果として良かった巡り合わせ』について言われることが多く、特に『男女関係の良縁の可能性』について合縁奇縁と言われたりする。
[出典]
『合縁・愛縁・相縁』は仏教経典に由来する言葉で、恩愛や因果(因縁)によって取り結ばせられる他者とのつながりとしての縁である。『奇縁・機縁』というのは、偶然の不思議な他者とのつながりとしての縁のことを言う。
[類義語]
縁は異なもの味なもの,虫が好く。
[文例]
本当であれば、出会うことすら無かったであろうあの人と一緒になったのは、合縁奇縁という他には説明のしようもありません。
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『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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