恋愛関係における性格のタイプと相性のTips!

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あなたは『恋愛・結婚』に何を求めていますか?

男性と女性がお互いに引かれ合うことで『恋愛・結婚』の関係性を作り上げていくことになりますが、私たちはどんな異性とでも簡単に“愛情・信頼・刺激・安心・希望”に満ちた関係性を作ることができるわけではありません。人によって『異性のどんな要素・特徴・属性』に強い魅力や好感を感じるのかは違いますし、『恋愛・結婚の関係性』に何を優先的に求めるのかによっても、自分と合う異性のタイプ(性格類型・価値観)は変わってきます。当然のことですが、誰かにとって『最善のパートナー』があなたにとって最善のパートナーには成り得ないように、人間の恋愛・結婚が上手くいくか否かは『お互いの性格・価値認識の相性』にかなり左右されます。

恋愛関係では『感情的な陶酔・性的な魅力・刺激的なシチュエーション』などが優先されやすく、結婚関係では『経済的な生活基盤・安定した信頼関係・家庭構築に対する価値観の共通性』が優先されやすいので、恋愛と結婚の相性はイコールではない部分もあります。相手との恋愛関係にどんな『価値・目的・要素』を求めるのかによって、恋愛の形態は以下の6つに分類されますが、自分がどの形態なのかチェックしたい人は『“6つの恋愛形態”のチェックシートと“各種の恋愛形態”をバランスよく楽しむためのポイント』の記事に詳しい解説とチェックシートを掲載しています。

1.エロス(性愛的な愛)……『性的な魅力・ロマンティックな雰囲気・理想的なイメージ』を重視する恋愛形態で、誠実・情熱的なアプローチができる異性としての魅力が高い相手を好きになりやすい。

2.プラグマ(実利的な愛)……『経済的な条件・将来の生活の安定・社会的なステイタス』を重視する恋愛形態で、エリートサラリーマン・資産家・成功者など社会的経済的な優位性の裏打ちがある相手を好きになりやすい。

3.ルーダス(遊戯的な愛)……『楽しめる時間・遊びや趣味の共有・刺激的な性愛』を重視する恋愛形態で、堅苦しくない自由な価値観を持っていて、色々な遊び・娯楽を一緒に楽しめるような相手を好きになりやすい。

4.アガペー(博愛的な愛)……『無償の愛・相手の幸福や喜び・奉仕的な貢献』を重視する恋愛形態で、自分の努力や献身を必要としてくれるような(自分がいないとこの人はダメだと感じられるような)自分の存在意義を実感しやすい相手を好きになりやすい。

5.ストロゲー(友愛的な愛)……『語り合える時間・趣味や話題の共通性・性愛にこだわらない安心できる関係』を重視する恋愛形態で、家族・兄弟に近いようないつも一緒にいることが自然に感じられる相手、異性(性愛)を強く意識し過ぎないような相手を好きになりやすい。

6.マニア(狂気的な愛)……『熱狂的な愛情・排他的な独占欲・二人だけの世界』を重視する恋愛形態で、自分と一緒に理想的・幻想的な恋愛関係を作り上げてくれて、自分を裏切らないと確信できる相手を好きになりやすい。

その相手との恋愛・結婚の相性を考える場合に基本となるのは、『自分は相手との関係に何を求めているのか?』ということであり、『相手が自分にどんなことを期待しているのか?』ということです。恋愛・結婚の関係が長期的に安定して続くかどうかは、お互いが『相手の感情・期待・必要』にどれくらい適切に応えられているかということに関係しているので、一貫性(連続性)のある認知・行動・感情・価値判断のパターンを規定する『性格類型(パーソナリティ・タイプ)』の相性が悪いと、途中で関係が破綻するリスクが高くなってしまいます。

以下に、恋愛関係・結婚生活と関係する『性格タイプ(パーソナリティ・タイプ)』を判定するための簡単なチェックシート(性格テスト)を掲載していますので、興味のある方は質問に答えてみてください。

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あなたの性格タイプはどれに当てはまりますか?

ここでは、H.フィッシャーの脳内ホルモンの性格理論に基づいた性格テスト(チェックシート)を作成していますので、以下の質問に答えていくことで自分の『性格タイプ』『適している恋愛の形態(恋愛関係に求めている内容・価値)』を大まかに知ることができます。

H.フィッシャーは各神経伝達物質の一般的なイメージを統合して、『ドーパミン=冒険型』『セロトニン=建設型』『テストステロン=指導型』『エストロゲン=交渉型』に分類しています。

以下の質問項目に『はい・いいえ』で回答して、『はい:3点,どちらでもない:1点,いいえ:0点』で計算してみてください。最も点数が大きいタイプが『基本タイプ(メインパーソナリティ)』、次に点数が大きいタイプが『サブタイプ(サブパーソナリティ)』となります。

1.室内で静かに恋人と過ごすよりも、外に出かけて“新しい刺激・変化”を楽しみたい。

2.恋愛を結婚の前段階にある関係と考えており、『家庭的な異性』を高く評価しやすい。

3.パートナーと知的好奇心を共有したがり、政治・哲学・歴史・科学など内容のある深い会話を好む。

4.人間関係に対する欲求が強いほうであり、『愛情・感謝・喜び』などポジティブな感情表現が豊かである。

5.お互いを必要以上に束縛(独占)したいとは思わないし、基本的に自由な状況でないと息苦しい。

6.伝統的な家族や夫婦の価値観を尊重しており、相手に対して“誠実さ・忠誠心”を強く求める。

7.自分に興味関心を持ってくれそうにない相手を、自分から好きになることが殆ど無い。

8.『相手の内面・感情』に対する関心が強くて、相手に共感的態度を取ろうとするので、人から好かれやすい。

9.自分自身の具体的な感情や考え、過去のエピソードを詳しく話すのは余り好きではない。

10.デートでも人生でも、具体的で生産的なスケジュールを立ててから行動したほうが良い。

11.相手の困っている問題やトラブルに対して、論理的・合理的な解決法を考えて上げることが多い。

12.複数の人が集まるパーティやイベントよりも、二人だけで会える状況のほうが、パートナーと出会える可能性が高いと思う。

13.パートナーと性的な好奇心や性愛の問題・テーマについて気さくに楽しく語り合うことができる。

14.『習慣的・規則的な仕事や活動』にも退屈さを感じることがなく、勤勉さや真面目さを重視している。

15.セックスに特別な象徴性や学術的な本質性を見出し、そういった性に関する話題を知的に語り合うことが好きである。

16.異性関係において、感情的な深い交流と個人的な結びつきの実感を、他の何よりも大切にしている。

17.決まったパートナーがいても、魅力的な異性がいると興味を引かれて、ついつい声を掛けてしまう。

18.自分の恋人を、家族や友人・同僚に早い段階で紹介して、自分のパートナーとして認めてもらいたい。

19.いつも一緒にべたべたとしているのが苦手で、『ひとりでいる時間』を確保しやすい相手を好む。

20.パートナーとの関係を維持するために、自分にできるだけの努力や奉仕、愛情表現を惜しむことがない。

21.社会的な規範や慣習には興味が薄くて、自分が楽しめるかどうか、興奮できるかどうかで行動を決める。

22.長く付き合うつもりがない相手とは性的関係を持つことはないし、そういった手軽な関係に抵抗感や軽蔑感がある。

23.物事にくよくよと悩むことが少なく、事実を分析してから実行する決断力・行動力に優れている。

24.『運命の出会い』や『永遠の関係性』といったロマンティックな観念をイメージできるような関係に憧れている。

25.『リスク』を取ることに不安・恐れを抱くことが少なく、反対に挑戦欲求や未知への探究心を刺激される。

26.社会的な慣習やルールを尊重しており、『常識的な振る舞い』ができるかどうかで、その人を判断しやすい。

27.メカニカルな機械操作や先端的なITの活用、システマティックな情報処理などが得意である。

28.パートナーを作るときに重視するのは『コミュニケーション・愛情表現・性格』などで、学歴・職業・所得などの条件面を殆ど気にしない。

上記の質問項目は、以下の性格タイプと対応しています。『はい:3点,どちらでもない:1点,いいえ:0点』で計算してみて、最も点数が大きいタイプが『基本タイプ(メインパーソナリティ)』、次に点数が大きいタイプが『サブタイプ(サブパーソナリティ)』となります。

ドーパミン優位の冒険型……1,5,9,13,17,21,25

セロトニン優位の建設型……2,6,10,14,18,22,26

テストステロン優位の指導型……3,7,11,15,19,23,27

エストロゲン優位の交渉型……4,8,12,16,20,24,28

ドーパミン優位の冒険型……『冒険型のタイプ』は自分と同じ新たな刺激や興奮を求める『冒険型の異性』に惹かれやすい。パートナーと一緒に刺激的な遊び・環境を満喫して、新しい活動・目標をエネルギッシュに追い求めたりするが、安定した家庭を築いたり保守的な生活習慣に馴染むのはやや苦手である。サブパーソナリティで冒険型の衝動性・新規性追求の弱点を補完できれば、刺激的な明るい家庭生活を築くこともできるし、特定の相手に決めれば誠実な態度を持つようになることも多い。冒険型に『建設型・指導型』がサブパーソナリティで加わってくれば、外向的でエネルギッシュな『家庭人』として適応しやすくなることもあり、旅行・観光・アウトドア・スポーツ・娯楽などを楽しむ『家族サービス』では自分が率先して楽しめるところもある。『習慣化した決まりきった行動パターン(ルーティンワーク)』が苦手なので、冒険型の人が家庭生活に適応していくためには、『+αの新しい活動・興味の要素』が欠かせないと言えるだろう。

セロトニン優位の建設型……『建設型のタイプ』は自分と同じ倫理観や責任感、常識を備えた『建設型の異性』に惹かれやすい。良識的なパートナーと一緒に協力して、良い家庭を築き上げていくことが人生の目的であり、家庭や子どもを守ることに無上の喜びを感じる傾向が強い。『不倫・浮気』など婚姻規範に反する行為には嫌悪感や軽蔑感が強いので、パートナーや家族を裏切る可能性が最も低いのが建設型である。特定の相手と計画的・建設的に家庭生活をコツコツと築くことに生き甲斐を見出し、『常識的・倫理的なマイホーム主義者』の多くがこの性格タイプに該当する。余りに常識・道徳に縛られたガチガチの建設型だとユーモアや柔軟性に欠けてしまったり、自分の感情・欲求を過度に抑圧してメンタルヘルス(心の健康)を悪化させてしまうこともある。しかし、サブパーソナリティに『冒険型・交渉型』などが加わってくれば、適度な遊び心や円滑なコミュニケーションをリラックスして楽しめるようになってくる。

テストステロン優位の指導型……『指導型のタイプ』はマイペースな自分のライフスタイルや知性優位の世界観を優しく支えてくれる『交渉型の異性』に惹かれやすい。率直な愛情表現などは苦手であるが、自分を大切にしてくれる相手を裏切らないという意味での誠実性(忠誠性)を持っていて、困った時には現実的な能力を発揮して助けてくれたりもする。自分の知的好奇心や議論の欲求を満たしてくれるような、インテリジェンスと共感性の高い異性に魅了されやすいが、反対に、まともな会話が成り立たないような相手や自分と興味関心を共有できない相手を冷淡に拒絶する傾向もある。明るく楽しい家庭生活や甘い夫婦生活などへ表立った欲求を余り見せないが、サブパーソナリティに『建設型・交渉型』が入ることでマイホーム主義の指向がでてくることもある。

エストロゲン優位の交渉型……『交渉型』のタイプは自分を引っ張ってくれて自分の受け容れやすい役割を作ってくれる『指導型の異性』に惹かれやすい。『ロマンティックな想像』で自己陶酔しやすく、『困っている相手』を見捨てることがしにくいので、時に、DVや共依存などの悪循環のパターンに巻き込まれることもある。自分を必要としてくれる情熱的な相手を好きになりやすく、相手の感情や苦悩に共感してしまうので、『主体的な関係性』を作るのはやや苦手である。サブパーソナリティに『指導型・建設型』などを持つことで、自分の人生に対する能動性・自主性が生まれて、より適応的に自分の異性関係を楽しめるようにもなる。

それぞれの性格タイプの『相性の良さ』や『恋愛・結婚の特徴的パターン』については、“『脳内ホルモンのタイプ論』による男女関係のマッチング1:各タイプの恋愛・結婚の特徴的パターン”“『脳内ホルモンのタイプ論』による男女関係のマッチング2:人はどんなタイプを好きになるのか?” の記事を参考にしてみてください。

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