雲濤煙浪
(うんとうえんろう)
[意味]
雲に連なる波のこと。『濤』とは、大きなうねりのある波のこと。『煙』とは、『霞(かすみ)』のことである。
高く上がっている今にも天の際に届きそうな波のことである。
『煙浪』は『烟浪』と書くこともある。
[出典]
[類義語]
[用例]
冬の日本海に吹き荒れる暴風によって、猛々しい『雲濤煙浪』が今にも天に届きそうな迫力で上がっている。
のどかな青い海と高い空に『雲濤煙浪』の白い高波が上がっていて、まるで一幅の絵画のような風情が漂っている。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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