一攫千金(いっかくせんきん)

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一攫千金
(いっかくせんきん)

[意味]

一掴みだけで、沢山のお金を掴み取ること。たった一回(一時)の行為だけで、簡単にとても大きな金額(利益)を得てしまうこと。

『一攫』は『一獲』と書いても良いが、『一掴み(ひとつかみ)』という意味である。『一攫千金』は一般的に博打(ギャンブル)や非合法なビジネスをイメージさせやすい言葉でもあり、『悪銭身に付かず』や『泡銭(あぶくぜに)』といったニュアンスもある。

[出典]



[類義語]

一攫万金(いっかくまんきん)、濡れ手で粟(ぬれてであわ)

[用例]

彼女は偶然に一攫千金の夢が叶ったことで、それまでの謙虚な人柄を失ってしまった。地道な仕事を嫌って、一攫千金ばかりを夢見ていた男は路頭に迷ってしまった。一攫千金、濡れ手で粟というのは、真面目な人であっても人生のどこかで一度は夢見てしまうものである。

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参考文献(下部のAmazonアソシエイトからご購入頂けます)
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)

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