アラセプリルの効能・作用・副作用

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アラセプリルについての基本情報

アラセプリルの効能・作用……効能は『本態性高血圧症・腎性高血圧症』です。アラセプリルはアンジオテンシンⅡという血圧上昇作用のある酵素の働きを抑制して、血圧を降下させる『ACE阻害薬(降圧剤)』です。血管を拡張させて持続的に血圧を降下させる働きをするので、心臓や腎臓にかかる負担を和らげて、心疾患・脳卒中・腎臓疾患の予防に役立てることができます。安全性・有効性が確立されている『ACE阻害薬(持続性ACE阻害降圧剤)』なので、心不全や糖尿病のある人でも服用することができ、高血圧治療では第一選択薬になることが多い薬です。服用後に、めまいやふらつきが発生することがあるので、車の運転や機械の操作、危険な作業はできるだけしないようにして下さい。

アラセプリルの商品名……アイスデン(陽進堂),アセミパール(大洋薬品),アプロコール(マイラン製薬),アラセプル(日医工),アラセリル(共和薬品),アリサイ(日医工・マルコ),カナノミン(キョーリンリメディオ),セタバビル(大原薬品),セタプリル(大日本住友),セナプリド(日新‐山形),セプリノック(長生堂・マイラン製薬),セボチール(メディサ新薬‐沢井),ホメラート(東和薬品)

アラセプリルの平均的な用法・用量……25~75mgを1~2回服用。

アラセプリルの副作用……過敏症(発疹),めまい,ふらつき,咳,全身倦怠感,吐き気など。

アラセプリルの重大な副作用(発症頻度は低い)……急性腎不全,再生不良性貧血,膵炎,血管浮腫,天疱瘡様皮膚病変,無顆粒球症など。

アラセプリルの注意・禁忌……『注意を要する人』は、重い腎機能障害,腎動脈狭窄など。

『処方してはいけない禁忌』は、本剤で過敏症を起こしたことがある人,血管浮腫の既往がある人,妊婦。

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