ウンデシレン酸・ウンデシレン酸亜鉛の効能・作用・副作用

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ウンデシレン酸・ウンデシレン酸亜鉛についての基本情報

ウンデシレン酸・ウンデシレン酸亜鉛の効能・作用……効能は『皮膚白癬(水虫・タムシ・いんきんなど)』です。ウンデシレン酸は人間の汗に含まれる脂肪酸の一種であり、皮膚表面のpH(ペーハー)を酸性にして白癬(糸状菌)が繁殖できないような環境を作ります。

ウンデシレン酸は人間の汗の成分に近いことから副作用の少ない『抗真菌薬』であり、水虫やタムシなど感染頻度の高い皮膚白癬に対して処方されます。白癬の感染症は再発リスクが高いので、塗り薬(外用薬)や内服薬で根気強く治療を行っていく必要があります。自己判断で中途半端な殺菌の段階で、治療をやめると水虫・タムシは再発しますので、医師の診察を受けながら治療に取り組んだほうが完治しやすい疾患だと言えます。抗炎症作用のある亜鉛を付加した『ウンデシレン酸亜鉛』もあります。

ウンデシレン酸・ウンデシレン酸亜鉛の商品名……ウンデシレン酸・ウンデシレン酸亜鉛(丸石)

平均的な用法・用量……軟膏を1日1~2回塗布する。

副作用……塗っている部分に刺激感・かゆみなどが出ることがある。

重大な副作用(発症頻度は低い)……特に無し。

注意・禁忌……『注意を要する人』は、患部が『湿潤・化膿・糜爛(びらん)』などの状態にあって炎症が激しい場合には、傷・炎症の手当てをしてから本剤を塗布するようにしてください。

『処方してはいけない禁忌』は、特に無し。

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