アセグルタミドアルミニウムの効能・作用・副作用

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アセグルタミドアルミニウムについての基本情報

アセグルタミドアルミニウムの効能・作用……効能は『胃潰瘍・十二指腸潰瘍』です。アミノ酸のL‐グルタミンに鉱物のアルミニウムを加えた薬で、荒れて弱った胃粘膜を“胃酸・他の鎮痛剤”などから保護する作用を持ちます。『精神的ストレスやヘリコバクター・ピロリ菌、暴飲暴食』で胃の粘膜が弱ってくると、胃酸の刺激で胃粘膜が深く傷つき『胃炎・胃潰瘍』の発症リスクが高まります。アセグルタミドアルミニウムは、胃粘液の分泌を促進して胃粘膜を保護し(胃酸やペプシンを抑制して保護し)、胃酸に対する抵抗力を強めて胃炎・胃潰瘍の修復を早めてくれます。

アセグルタミドアルミニウムの商品名……グルマール(協和発酵)

アセグルタミドアルミニウムの平均的な用法・用量……1回700mg(顆粒は1g)を3回。

アセグルタミドアルミニウムの副作用……腹部膨満感・便秘・胸焼け・吐き気など。

アセグルタミドアルミニウムの重大な副作用(発症頻度は低い)……作用もそれほど強くないのですが、重大な副作用も特にありません。

アセグルタミドアルミニウムの注意・禁忌……注意を要する人は、腎機能障害がある人。消化性潰瘍の治療にアセグルタミドアルミニウムを用いる場合には、痛みを感じなくなっても完治するまで途中で自己判断で服用をやめないことが大切です(消化性潰瘍の再発リスクを防ぐために、内視鏡検査などを行って医師の服薬停止の判断を得ましょう)。処方してはいけない禁忌は、腎臓の透析治療を受けている人。腎臓の機能が極端に低下していると、アルミニウムが体内に蓄積して、アルミニウム中毒(アルミニウム脳症・アルミニウム骨症)を発症するリスクがあります。

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