塩化セチルピリジニウムの効能・作用・副作用

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塩化セチルピリジニウムについての基本情報

塩化セチルピリジニウムの効能・作用……効能は『咽頭炎・扁桃炎・口内炎(口内や咽喉部の消毒殺菌)』です。

塩化セチルピリジニウムは、主に口腔内で発生して繁殖しやすい細菌を消毒殺菌するために用いられる薬剤です。原因疾患に付随して口内で発生するレンサ球菌やブドウ球菌といった病原菌を死滅させるという作用に優れているので、咽頭炎・扁桃炎・口内炎の患者の消毒に使用されています。

徐放剤の形態で処方される事が多く、口内に含んでからゆっくりと溶かしていくことで、口内にいる病原菌を消毒殺菌していきます。

塩化セチルピリジニウムの商品名……スプロール(岩城)

平均的な用法・用量……1回2mgを3~4回に分けて、口内で少しずつ徐々に溶かしていきます。『消毒殺菌の有効成分』が口の中全体に広がっていくように、急がずにゆっくりと時間をかけて溶かすことが大切です。

副作用……口腔・咽頭での刺激感や不快感、過敏症(発疹)など。

重大な副作用(発症頻度は低い)……特になし。

注意・禁忌……『注意を要する人』は、特になし

『処方してはいけない禁忌』は、本剤で過敏症を起こしたことがある人。

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