アクタリットの効能・作用・副作用

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アクタリットについての基本情報

アクタリットの効能・作用……『慢性関節リウマチ』です。慢性関節リウマチは免疫機能の異常(過剰反応)によって発症する慢性の全身疾患で、複数の関節で炎症が起こり“腫れ”や“痛み”の症状を伴います。慢性リウマチは難治性疾患で根本的な治療法は発見されていませんが、アクタリットの効果はそれほど強いものではなく抗リウマチ薬としては副作用も弱いほうです。慢性関節リウマチは一般に進行性の疾患で、関節の強い痛みや変形を伴い、重症化すると関節(骨)が破壊されることもあります。アクタリットは免疫機能を調整して関節症状を抑制することで進行を遅らせますが、抗炎症作用は持っていないので炎症を抑えるためにステロイド剤(副腎皮質ホルモン)などを併用します。効果が発現するまでに約3ヶ月の期間を要します。

アクタリットの商品名……アクタリット(ジェネリック医薬品:マイラン製薬),オークル(日本新薬),モーバー(田辺三菱)

アクタリットの平均的な用法・用量……1回1錠(100mg)を3回

アクタリットの副作用……皮膚症状(湿疹・発疹),かゆみ,吐き気,めまい,消化器症状(消化不良・下痢・胃潰瘍),口渇,腎機能障害,肝機能障害,貧血など。

アクタリットの重大な副作用(発症頻度は低い)……急性腎不全,再生不良性貧血,ネフローゼ症候群,肺炎,天疱瘡様病変など。

アクタリットの注意・禁忌……注意を要する人は、腎機能障害・肝機能障害・消化性潰瘍の既往がある人。処方してはいけない禁忌は、妊婦・授乳している女性。

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