イドクスウリジンの効能・作用・副作用

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イドクスウリジンについての基本情報

イドクスウリジンの効能・作用……効能は『単純ヘルペスウイルスによる眼の感染(角膜炎)』です。眼に感染した単純ヘルペスウイルスを殺菌する『抗ウイルス薬』の点眼薬で、ウイルスが感染した細胞内へと浸透してウイルスの増殖を抑制する効果があります。ウイルス感染によって炎症を起こした角膜炎の治療薬として一般に使用されています。点眼する時には容器先端の『ウイルス・雑菌による汚染』を防ぐために、容器先端が眼に直接触れないように注意してください。点眼薬は冷蔵庫で遮光保存するようにしてください。

イドクスウリジンの商品名……I.D.U.点眼(千寿‐武田)、IDU点眼(科研)

平均的な用法・用量……点眼液は1回1~2滴を、1~2時間ごとに点眼します。眼に塗る軟膏は1日3~6回、数時間ごとに塗布します。

副作用……刺激感、点眼時の痛み、結膜炎、眼瞼炎、角膜上皮の小さな傷、まぶしさを感じる羞明感など。

重大な副作用(発症頻度は低い)……特に無し。1週間ほど使用しても角膜炎の炎症が改善されないときには、他の治療法・治療薬が検討されることになります。使用量が多かったり慢性的に長く使いすぎると、角膜上皮に微細欠損(傷・点状びらん)が残ることがあるので気をつけましょう。

注意・禁忌……『注意を要する人』は、角膜実質の深い潰瘍がある人、妊婦など。

『処方してはいけない禁忌』は、特に無し

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