雨夜の月(あまよのつき)

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雨夜の月
(あまよのつき)

[意味]

空に光る月などまったく見えない雨の降る夜でも、実際には月はある。

そこから転じて、目には見えないものの喩え。本当はあるが実際には見ることができない物事の喩えである。

[類義のことわざ]

雨夜の星(あまよのほし)

[英語のことわざ]



[用例]

スマホの鮮明な有機ELディスプレイの背後には、複雑な電子工学技術のメカニズムがあるはずだが、門外漢の私には『雨夜の月』である。

亡くなった彼女がまるで『雨夜の月』のように、もうダメだと諦めそうになる私の心を静かに支え続けてくれていた。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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