アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムの効能・作用・副作用

スポンサーリンク

アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムについての基本情報

アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムの効能・作用……効能は『消耗性疾患・妊産婦・授乳婦・皮膚炎などアスコルビン酸やパントテン酸カルシウムが不足しがちな状態』です。アスコルビン酸のL体がビタミンCとなりますが、ビタミンCの効果については『アスコルビン酸』の項目を参照してください。アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムは、“ビタミンC”としての効果を持つアスコルビン酸と“ビタミンB5”としての効果を持つパントテン酸カルシウムの複合ビタミン剤(マルチビタミン剤)です。ビタミンB5(パントテン酸カルシウム)は、糖分・脂質・タンパク質などの代謝を促進する効果があり、皮膚や髪を健康・正常に保つ働きがあります。パントテン酸にカルシウムを結合させている理由は、水溶性のレベルを高めて体内への吸収効率を良くするためです。弛緩性便秘や湿疹に用いられますが、最近では、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー性疾患に対してアスコルビン酸・パントテン酸カルシウムが抗炎症作用(副腎皮質への作用)を期待して使われることがあります。

アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムの商品名……シナール(塩野義),シーピーG(東和薬品),デラキシーM(丸石),ビューシーS(大洋薬品)

アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムの平均的な用法・用量……1回1~3gを1~4回に分けて服用。

アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムの副作用……吐き気、嘔吐、下痢など。

アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムの重大な副作用(発症頻度は低い)……特に無し。

アスコルビン酸・パントテン酸カルシウムの注意・禁忌……注意を要する人や処方してはいけない禁忌は特別に無し。尿・便を用いた健康診断(医学的検査)を受ける時には、検査結果に影響が出てくるので、医師・検査技師にアスコルビン酸・パントテン酸カルシウム(マルチビタミン剤・マルチビタミンのサプリメント)を服用していることを伝えておきましょう。

スポンサーリンク
Copyright(C) 2009- Es Discovery All Rights Reserved