遏悪揚善
(あつあくようぜん)
[意味]
悪を抑え込んで、善を称揚すること。悪を戒めて、善を勧めること。『遏(あつ)』は抑える、留めるという意味。
『悪を遏め(とどめ)、善を揚ぐ(あぐ)』という書き下し文の訓読みをすることもできる。
[出典]
『易経』(大有)
[類義語]
勧善懲悪(かんぜんちょうあく)
[用例]
他人が困っている時に助けず、誰かが悪事をしている時にも止めないのは、現代社会から遏悪揚善の気風が失われてしまったからなのだろうか。
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『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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