居候の三杯目(いそうろうのさんばいめ)

スポンサーリンク

居候の三杯目
(いそうろうのさんばいめ)

[意味]

寝食の世話になっている居候の身では、肩身が狭くて遠慮しなければならない。

家族で食事をする際にも遠慮して、三杯目のお代わりの茶碗はそっと出さなければならない。

『居候、三杯目にはそっと出し』という川柳から生まれたことわざである。

[類義のことわざ]



[英語のことわざ]



[用例]

就職浪人で実家に世話になっている身分では、『居候の三杯目』で控えめに遠慮して暮らさざるを得ない。

仕事が続かず経済的に自立できないということは、『居候の三杯目』の肩身が狭い立場を受け入れるということでもある。

スポンサーリンク

参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

スポンサーリンク
楽天AD
Copyright(C) 2016- Es Discovery All Rights Reserved