一難去ってまた一難
(いちなんさってまたいちなん)
[意味]
一つの災難(問題)をようやく切り抜けたと思ったら、また別の新たな災難(問題)に襲われるということ。
不幸にも次から次へと災難(問題)が降りかかってくること。
[類義のことわざ]
火を避けて水に陥る(ひをさけてみずにおちいる), 虎口を逃れて龍穴に入る(ここうをのがれてりゅうけつにいる)
[英語のことわざ]
Jump out of the frying pan into the fire.
フライパンから飛び出して火に入る。
[用例]
部活で骨折した脚のギブスが外れたと思ったら、『一難去ってまた一難』で、今度は肘の靭帯を損傷してしまった。
私の人生はいつも『一難去ってまた一難』といった不運に覆われている、一つの問題を片付けてもすぐにまた新たな問題がわきあがってきて終わりがないのだ。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
トップページ> Encyclopedia>
日本の古典文学> ことわざ事典>現在位置
プライバシーポリシー