映画「天気の子」の感想

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天気の子の画像 映画

総合評価 81点/100点

「君の名は」で大ヒットを飛ばした新海誠監督が、ティーンズのまっすぐな恋愛を描いたアニメ映画。「君の名は」が「時空を超えた男女入れ替わりの純愛物語」だとすると、「天気の子」は「常識を超えた晴れ女(気象操作能力)の絡む純愛物語」という感じの映画になっています。

リアルの東京の街並みをベースにした背景、リアリティーを追求した細かな描写など、新海誠監督らしさのある今風なアニメ映像のクオリティーはさすがに高いです。

「天気の子」にしても「君の名は」にしても、ストーリー構成だけではなくキャラのイラストや背景まで完璧すぎるがために、「人間が描いたアニメらしさ(漫画らしさ)」が逆に削られてしまっているようにも感じますが、「物語の内容・流れ」と「キャラクター・背景の描き込み」すべてに隙がないです。

「天気の子」のオープニングタイトルの出し方からして、文字がさらさらと流れるような綺麗なCGで描かれていて芸術的ですが、「異常気象」というテーマの選び方も大雨・台風の被害が続く現代日本ではタイムリーな興味を引かれます。

高校一年生の森嶋帆高(もりしまほだか)は神津島からフェリーで家出をして東京にやってきますが、高校生が一人でもできるバイトはなく、日毎に所持金が減っていきます。フェリーで知り合ったライター須賀圭介を頼って、住み込み・食事付きの編集プロダクションのバイトをさせてもらうことになります。

天野陽菜(あまのひな)は年齢をごまかしてマクドナルドでバイトをしている時に、頻繁に通っていた帆高と知り合いビッグマックをおごったことで知り合いになります。ある日、風俗のスカウトに連れ去られそうになっていた陽菜を、帆高が拾って持っていた拳銃を発砲して助けます。その事件を機に距離が縮まり、陽菜と弟の凪(なぎ)、帆高という子供だけの共同生活が始まります。

陽菜には「晴れ女」としての特殊能力があり、祈りを捧げると短時間・局地的に確実に雲の晴れ間を作れるのです。未成年で仕事もなくお金に困っていた3人でしたが、帆高は「晴れ女サービスのウェブサイト」を開設してお金を稼ぐアイデアを出します。あっという間に人気のサービスになったのですが、神宮外苑花火大会を晴れにした時にテレビに映ってしまい、依頼が殺到して休業を余儀なくされます。

未成年が3人だけで仲良く暮らすという状況が長続きするはずもなく、「帆高の親からの捜索願」と「拳銃発砲事件の捜査」によって、警察が3人の行方を追いかけてきます。離れ離れになることを恐れた三人の逃避行が始まりますが、東京では大雨がやむことなく降り続く異常気象が続いていました。

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