為虎傅翼(いこふよく)

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為虎傅翼
(いこふよく)

[意味]

強い虎に翼を付けてあげるように、元々、強い者に対して更に力を付け加えること。強い者が助力・道具を付け加えられて、更に強くなること。

『虎の為に、翼を傅く(つく)』と書き下すこともある。『傅(ふ・つく)』というのは、『付(ふ・つく)』のことである。『虎の為に、翼を添う』という言い方もある。

[類義語]

鬼に金棒、虎に傅くるに、翼を以ってす(もってす)

[用例]

著名なコンピューターの専門家である彼が、私の電子出版ビジネスに参加してくれるとなれば、為虎傅翼となる。メンバー補強で虎の為に、翼を傅すという形になったサッカーの日本代表は、見事に決勝リーグへ勝ち進んだ。

[出典]

『韓非子』 難勢(なんぜい)

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参考文献(下部のAmazonアソシエイトからご購入頂けます)
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)

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