一触即発
(いっしょくそくはつ)
[意味]
ちょっと触れただけで、すぐに爆発してしまいそうな差し迫った状態のこと。差し迫った危険に晒されているということ。
[出典]
[類義語]
危機一髪(ききいっぱつ)、剣抜弩張(けんばつどちょう)、刀光剣影(とうこうけんえい)、一髪千鈞(いっぱつせんきん)、累卵之危(るいらんのき)
[用例]
領土問題がこじれたあの二つの国は、戦争が起こるか起こらないか一触即発の状態に置かれている。
機嫌の悪い父親が帰宅すると、我が家はいつも一触即発の緊張感に包まれる。
普段から仲の悪い人同士が、同じ場に集まって遠慮のない議論を交わすと、一触即発の差し迫った状態になりやすい。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
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