一切衆生(いっさいしゅじょう)

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一切衆生
(いっさいしゅじょう)

[意味]

仏教用語で、この世に存在しているすべての生命・生物のことを指している。特に、人間(生に四苦八苦する凡夫たるすべての人間)のことを指していうことも多い。

[出典]



[類義語]

一切有情(いっさいうじょう)

[用例]

釈迦が開祖となった仏教は、一切衆生を救済するための抜苦与楽(ばっくよらく)を一つの目的としている。一切衆生たる人はその煩悩を消して悟りの境地に到達することなど簡単にはできない、だからこそ悩み苦しむ人のために仏教の教えが説かれているのだ。

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参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)

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