一蓮托生
(いちれんたくしょう)
[意味]
物事の善悪や結果の良し悪しに関わらず、仲間として行動・運命を共にすること。一蓮托生は『一蓮託生』と書いても良い。
『一蓮托生』の起源は仏教用語にあり、善行をした人間はみんな、死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮(はす)の花の上に生まれ変わってその身を託するようになるという意味がある。
[出典]
[類義語]
死なば諸共(もろとも)、蓮の台(うてな)の半座を分かつ
[用例]
私とあなたは一蓮托生の身、何が起ころうと裏切るということはない。ここまで一緒に戦ってきた我々は一蓮托生、みんなで襲い来る運命に向き合うしかない。
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『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)