不撓不屈(ふとうふくつ)

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不撓不屈
(ふとうふくつ)

[意味]

強い意志を持って、どんな困難や苦労にも挫けることがないということ。『撓(とう)』は『たわむ』という意味、『屈』は『屈する』という意味である。『不』を加えることによって、『たわまない・屈しない』という意味となる。不撓不屈は『不屈不撓(ふくつふとう)』と逆にしても良い。

[出典]

『漢書(かんじょ) 叙伝(じょでん)』

[類義語]

百折不撓(ひゃくせつふとう)、独立不撓(どくりつふとう)、不屈不撓(ふくつふとう)

[用例]

私は不撓不屈の精神によって、あらゆる人生の困難や課題を乗り越えてきた。不撓不屈の覚悟で臨んだ現役最後の試合だったが、際どい所で集中力が途切れてしまった。日々繰り返される厳しい鍛錬と過酷な忍耐は、不撓不屈の精神を培う目的のためにこそある。

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参考文献(下部のAmazonアソシエイトからご購入頂けます)
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)

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