一六勝負
(いちろくしょうぶ)
[意味]
サイコロ(賽子・骰子)の目が一が出るか、六が出るかで勝負する博打のこと。一か八かの出たとこ勝負のこと。
そこから転じて、偶然の運に任せてのるかそるかの勝負・冒険をすること。
[出典]
[類義語]
乾坤一擲(けんこんいってき)=天下を賭けたのるかそるかの大勝負のこと。サイコロを一回だけ投げて(=一擲)、天(奇数)が出るか地(偶数)が出るかを賭けること。
[用例]
完全に運だけが頼りの一六勝負だが負けるわけにはいかない。十分な受験勉強をしてこなかった私にとって、今日の受験は正にぎりぎりの一六勝負だ。
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『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)