一知半解
(いっちはんかい)
[意味]
持っている知識が中途半端なものであり、十分に自分のものになっていないということ。
なまかじりの中途半端な知識。生分かりのいい加減な知識。
[出典]
[類義語]
半可通(はんかつう)、半知半解(はんちはんかい)、言者不智(げんしゃふち)
対義語は、一を聞いて十(二)を知る。
[用例]
彼女の語っている知識は、専門家の水準からすれば一知半解なものに過ぎない。
一夜漬けで記憶した情報は、所詮は一知半解ななまわかりをもたらすだけである。
一知半解のいい加減な知識ではあったが、彼が話す語りには人を聞き入らせるだけの力があった。
参考文献
『新明解四字熟語辞典 第二版』(三省堂),『大修館 四字熟語辞典』(大修館),竹田晃『四字熟語・成句辞典』(講談社学術文庫)
トップページ> Encyclopedia>
日本の古典文学> 四字熟語・故事成語>現在位置
プライバシーポリシー