赤子の手をひねる
(あかごのてをひねる)
[意味]
抵抗するだけの力がない無力な赤ん坊の手をひねるように、非常に簡単に物事をやってのけられるということ。
圧倒的な実力の差がある劣った相手を、簡単に打ち負かしてしまうことの喩え。
[類義のことわざ]
赤子の腕をねじる(あかごのうでをねじる)
[用例]
プロの棋士が一般の将棋愛好家と勝負をしても、赤子の手をひねるようなもので相手にならない。
長年の練習で寝技を鍛え上げている柔道家は、赤子の手をひねるようにして暴漢を簡単に地面に押さえ込んでしまった。
参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)
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