石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)

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石地蔵に蜂
(いしじぞうにはち)

[意味]

石で造られた地蔵は、蜂に刺されても痛みを感じることがない。

そこから転じて、痛くも痒くもないことの喩え。

[類義のことわざ]

牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)、 蛙の面に水(かえるのつらにみず)、 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)

[用例]

他人の意見に耳を傾けない部長は、どんなに批判されたとしても『石地蔵に蜂』といった感じである。

不倫に対する世間一般からのバッシングは凄まじかったが、無表情でマスコミに応対する芸能人のAはまるで『石地蔵に蜂』である。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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