一目置く(いちもくおく)

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一目置く
(いちもくおく)

[意味]

自分よりも優れていると感じる人に敬意を表して、一歩譲ること。

『一目』というのは、一個の碁石(ごいし)のことである。囲碁の対局では、実力で劣る弱いほうが先に石を置いてから打ち始めるという慣習があり、その慣習にちなんだことわざである。

[類義のことわざ]

一目も二目も置く(いちもくもにもくもおく)

[英語のことわざ]



[用例]

彼のプログラミングの技術にはみんなが『一目置いている』。

キャリアが長く政治の世界で一目置かれているあの代議士に、正面から意見ができる人はほとんどいなかった。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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