一輪咲いても花は花(いちりんさいてもはなははな)

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一輪咲いても花は花
(いちりんさいてもはなははな)

[意味]

たくさん咲くばかりが花ではなく、ただ一輪だけで咲いている花でも花は花である。

そこから転じて、小さなものや数が少ないものでも、本質的には劣ることがないということの喩えである。単なる数量よりも、実際の質を重視するといった意味合いもあることわざである。

[類義のことわざ]

一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)

[英語のことわざ]



[用例]

成績上位での合格はできなかったが、『一輪咲いても花は花』でとりあえず合格することはできた。

『一輪咲いても花は花』というように、物事はただ多ければ多いほど良いというわけではなく、実際にどういった本質や価値があるのかが重要なのだ。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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