悪妻は百年の不作(あくさいはひゃくねんのふさく)

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悪妻は百年の不作
(あくさいはひゃくねんのふさく)

[意味]

悪妻と結婚すると、配偶者である夫が不幸になるだけではなく、その後の子孫の代にまで大きな悪影響を及ぼしてしまうということ。

そのことから、妻を選ぶ時には、人間性としての優しさや生活面や子の教育面での賢さを基準にして、慎重に選んだほうが良いという戒めの意味を持つようになった。

[類義のことわざ]

悪妻は一生の不作(あくさいはいっしょうのふさく)、悪妻は家の破滅(あくさいはいえのはめつ)

[用例]

妻の美しい容姿に一目惚れしてしまい必死に求婚したのは私だが、結婚後の妻はとても冷淡で私にまともに構ってくれず外に出歩いてばかり、悪妻は百年の不作である。

金使いの荒い派手で見栄っ張りの奥さんを貰った隣家は、悪妻は百年の不作を証明するかのように、あっという間に先祖代々の土地も財産も失ってしまった。

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参考文献
時田昌瑞『岩波 ことわざ辞典』(岩波書店),『新明解故事ことわざ辞典』(三省堂),日向一雅『ことわざ新辞典』(高橋書店)

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